スプラローラーは、インクを塗りながら敵を転がすブキです。敵をインクの雪だるまにしよう!

【スプラ3】ブキ解説

サブ:カーリングボム

SP:グレートバリア

塗りながら進むだけでなく、飛沫を散弾のように飛ばして近距離攻撃を放てる。
パワフルに見えるが、接近するタイミングや気付かれないように距離を詰める技術が求められる技巧派ブキである。

ほかのローラーと比べると、クセが少なく扱いやすいため、ローラー入門には最適だ。
地上での「ヨコ振り」と空中での「タテ振り」を状況に応じて使い分ければ、さらなる活躍が期待できるだろう。

概要

近接戦に強い。

サブ:カーリングボム

地面を滑って進み、一定時間で爆発するボム。
進んだ後にはインクの道ができるため、ボムの後について敵陣に切り込むことも可能。
ただ潜っていても飛沫で後を付いていることはわかるので、下手をすればマトにされてしまうので注意。
また、最大までためればクリアリングをするのに便利。

敵陣に乗り込む時に咄嗟にカーリングが出せるか否かは生存率に大きな差が出るという事は頭に入れておいてほしい。

スペシャル:グレートバリア

バリア内に入ってきた相手はメインの確一範囲に飛び込んでくれたも同然。そのまま叩き潰して返り討ちにしよう。

バリアは移動させることができず、接近戦を要求されるメインなので、長射程ブキ相手に決定打となるものではない。
バリアの中に居座ったところで遠くからチマチマとバリアを削られると結局窮地に陥るので、バリアを身代わりに物陰に隠れて奇襲の機会を窺おう。

ブキの特徴

通常、対イカでの戦闘では振りをメインに立ち回ることになる。

意外とインクリングの足音も大きく、背後から転がしても気付かれてしまう。
コロコロ転がして轢いて倒す、といった動作はアクセント程度に覚えておこう。
格闘戦で互いに攻撃を外した時にクイっと回転して轢けるとクール。

塗りは横振り

手前塗り分を差し引いても横振りの方が塗れる面積が多く、振りも素早いためだ。
ただし、塗りたい場所が低所の場合は高度減衰のない縦振りの方が塗れるようになる。

なお、このブキは足元の塗りがかなり弱く、咄嗟に逃げようとする動作がとても苦手だ。
敵に狙われやすい場所の塗りは得意ではないことは覚えておこう。

特に、横振りでは足元が絶対に塗れないという特徴は覚えておこう。
足を取られたら、横振りするとき真下を向かざるを得なくなるor縦振りせざるを得なくなる=スキを晒しやすいという弱点になっているのだ。

攻撃は縦と横を使い分け

ヨコ振りは攻撃範囲が広く出も早い。
ワンボタンで出来るアクションなので咄嗟に出せるのも利点であるが、
中心からズレるほどに威力も減少するためきちんと合わせること。
もっとも威力が下がるとはいえ瀕死まで追い込むことの出来るだけの火力はある。
味方からの援護を受けた状態であればアシスト+キルも狙えるだろう。

タテ振りは横よりも少し射程が長く上下に更に強い。その代わりに少し出が遅く、
範囲も狭いため敵の足元を奪うこともしにくく、外した時のリスクが大きい。
また、確定で100を越える射程から外れた場合には流石に一撃では倒せない。

コロコロ攻撃があまり強くないと理解した初心者が次にぶつかる壁となるのが
「とにかく全ての攻撃動作をタテ振りで済まそう」とすることである。
タテ振り自体はとても強力な攻撃手段ではあるのだが、
かなり隙が大きいことを理解せずに乱発すればただの的になってしまう。
ヨコで十分な時には横で、タテなら仕留められる場合はタテで、どちらも怪しい距離ならば接近するか一度仕切りなおすか選択をすること。
この判断は経験則に基づくことも多いので、実戦で色々試しながら少しずつ学んでいこう。

基本戦略

やれることは物凄く単純であり幅がなく、戦法そのものは増やしようがない。
ならばその「常にワンパターンな戦法」を如何に相手に通せるかが重要になってくる。
なので相手の状態の観察は常に行っておこう。

不意打ち&潜伏キル

もし人数不利が生まれ前線が崩壊し始めた時に現場にいるのであればまずは身を隠す事。これが最優先である。

敵としてはどこにいるかわからないスプラローラーによる一撃で優勢をキャンセルされることを多少なりとも警戒しているのである。

イカニンジャを装備していない場合は飛沫が出ない程度の速さで動くなどの工夫が必要。

当然人数有利が生まれたのであれば敵はクリアリングを念入りに行う可能性が高くなる。下手な位置にいればクリアリングから即発見→即排除の流れになるため、隠れるといっても位置はゆっくりと変更しておこう。

また、潜伏中に全く動いていない場合は気泡のような効果音が出て続けてしまう。これは相手にも聞こえてしまうため、掻き消すためにほんの少しスティックを倒すなどの手段を取れるとベターだ。

全速力で退避

隠れる前に敵に発見されたor流れ弾に当たってバレたorトラップやポイントセンサーに引っかかった場合はなりふり構わず全力で距離を取るべし。

逃げ道が潰されていそうだと判断した時は格闘戦に移る覚悟を決めよう。ただし、目標は対面で勝つことではなくどうにか道連れに一人減らして前線の敵リソースを減らすことだ。生き残れるのならばそれが最善ではあるが、流石にそんなムシのいい話は早々転がってないだろう。

まず近くにある利用できる地形を素早く脳内のマップから確認すること。敵の攻撃を受け止めれるバルーンや段差、植木などがあるなら上手く致死量に至るまでの弾を防ぎながらワンチャンの捻じ込みが出来る可能性がある。攻撃判定さえ出てしまえばいいのでわずかな時間が稼げる程度のもので構わない。

上手く敵を葬ることが出来て、幸運にも生存できているならすぐに退避して再び身を隠そう。相討ちになったならすぐにマップとキルカメラに映る映像をチェックして状況確認し、敵の色のインクが増えた場所やインクの飛び方、味方の位置と向きからどういう布陣で接近しているのかなどの情報を可能な限り搾り取ろう。やられて悔しがっている暇はないぞ。

カーリングボムで突っ込むor揺さぶり

カーリングボムでひたすら牽制をして警戒のリソースを自分に向けさせるか、
一旦未発見状態に戻すためにカーリングと別行動で回り込んで奇襲をかけるかの二者択一である。この時、ヘイトを買うことを決めたのならば無理に倒しに行かない事。
そして回り込んで叩くことを決めたのなら極力発見されないように立ち回る事。
どっちつかずの行動は死を招くだけだ。

立ち回りまとめ

スプラローラーは戦局を見極め、敵の行動と心理を予想して戦うブキである。
そのため、このブキを扱うために一番必要なスキルは心の強さ、すなわち「冷静さ」である。
「チームメンバーの中で最もクールでなければならないブキ」と言ってもいい。
敵の精神を掻き乱し調子を崩させることに特化しているので試合中に恨まれやすく、自分に向けられる怒りを受け流す面の皮の厚さも必要。敵のイライラした動きは鼻で笑ってやろう。

その一方で味方に対しては献身的に対応することが必要となる。

それが分かった上でこのブキを選ぶのだから、どれだけ状況が絶望的だろうと諦めたり自棄になる事自体が間違いだ。

敗北直前まで追い込まれ味方3人が浮足立っていても、
逆に勝利一歩手前まで押し込んで油断していたとしても、
あなただけは常に頭をフル回転させて必死に勝ち筋と負け筋を考えること。

おすすめギア構成

イカニンジャ

奇襲がベースであるこのブキとの相性自体は良好。とりあえず迷ったらこれ。近距離での遭遇戦闘においてイカ移動を挟むことで自分の位置を視認しにくくなる。


しかし塗りのキツい最近の情勢では潜伏暗殺の行動が噛み合わず、視認性低下の効果を頼りに無茶な行動をすると手痛いしっぺ返しが来ることが多い。
更にほんの僅かな移動跡は残る上にイカダッシュ時の移動音は消えない、第一に自インクの中でしか効果を発揮しないため耳や感のいい相手(特にヘッドホン、イヤホンを使ってると『かすかでも』しっかりと移動する方角や位置などが聞こえてわかりやすい)やきっちり対策してくる相手には通用しない場面も(特にウデマエが上がっていけば)頻繁に出てくる。

つけているからと言って無敵にはなれないが、利点は確かに存在する。何のために付けるのかをちゃんと明確にしたうえで採用すること。

イカ速

メインが苦手な中距離から一気に即死圏内に入り込ませてぶっ叩こう。

サブ性能アップ

カーリングボムの速度と射程を上昇させる。
あれば牽制が楽になり、溜め投げにおいてもある程度の射程を維持する事ができて便利。

インク効率アップ(サブ)

メインは塗るときの隙が大きいので咄嗟の行動には隙の少ないカーリングボムが欠かせない。回転率を上げることで、攻守の切り替え時に素早く立ち回れるようになる。

相手インク影響軽減

足元の塗りが弱いため、採用する価値があるだろう。0.1は付けておきたい。

カムバック

特性上、キル性能の高さとデスのリスクが隣り合わせといえる。
「やるかやられるか」という側面が強いこのブキでは、デスをきっかけとしたギアパワーの相性は良好。
インク効率と機動力の面で補強されるのも心強い。

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