敵と戦う前に

Pablo-Daiary

攻撃の心構え

先手必勝

本作のプレイヤーキャラクターの体力は低く、ほとんどのブキで、敵に最初の一撃を当ててから0.4秒以内に倒せてしまう。しかも、中には確定1発、つまり直撃したら一撃でやられてしまうブキ、もっと酷いものになると掠っただけで即死するブキも多く存在する。つまり先手をとった方が圧倒的に有利なゲームなのである。もし実力が全く同じ相手と同じ状況・タイミングで撃ち合いを始めたなら、基本的には相撃ちになり、そうでなかった場合でも撃ち勝てる確率は50%だ。これではただのギャンブルになってしまう。

目的を持って倒す

本作は敵をたくさん倒した方が勝ち、というゲームではない。勝ち負けの判定に、敵を倒した数は一切出てこない。もちろん敵をたくさん倒せれば有利にはなるが、それは勝つための一つの方法であって、目的ではない。ただひたすら撃ち合ってたおしたりたおされたり不安定になるよりも、勝ち負けにつながる大切な場面で確実に撃ち勝つことが大切だ。

射撃の基礎

エイム

敵に対する狙いのことをシューティングゲーム用語で「エイム(エイミング)」という。
エイムがうまくいかないのにはいくつかの理由がある。

ジャイロ感度、慣れ、射程把握など。

撃った弾は、弾が届く範囲の敵にしか当たらない。
この弾の届く範囲を「射程」という。
実は「射程」と一口にいってもいろいろな種類があるのだが、初心者イカの諸君はまずは「弾が届く範囲」だと大まかに理解しておこう。

レティクル

ローラー・ブラシ以外のブキでは、画面の真ん中に、どこを狙っているかを示す丸が表示されている。
スプラトゥーンの画面は、必ずこの丸を中心にして表示されている。
この丸を「照準」または「レティクル」という。
「実際に着弾が想定される場所」だ。

ブキによってはレティクル反応距離より離れても弾を当てる方法はあるが、命中率が下がったり与ダメージが下がったりで、完全な性能は発揮できないことが多い。
逆にレティクル反応距離までターゲットに近づくことができれば、ブキ性能をほぼ完全に発揮することができるぞ。

なお、この「射程の管理」、実は上級者になればなるほど精密さが求められ、更なる高みを目指すために重要になってくる。

まず試し撃ち場で、

  1. 止まっている複数の的に、狙いを変えながら次々と撃つ
  2. 動いている的に撃つ

の2つをやってみよう。弾はちゃんとマトに当たるだろうか?

弾ブレ

レティクルを見ると、その周りを囲むように、4つの白い枠が表示されているのが分かるだろう。
これが、弾の「ブレ」の大きさを示す記号であり、撃った弾が射程にたどりついた時点で最大そのくらいブレるかもしれない、という目安だ。
ブレやすさはブキごとに大きく違っていて、同じように真っ直ぐ撃っても、弾が全くブレないブキもあれば、大きくブレるブキもある。
さらに、多くのブキではジャンプすると弾のブレ幅が大きくなる。
是非試し撃ち場で確かめてみよう。(ギアパワーのアクション強化をつけるとジャンプしたときのブレ幅が軽減できる)

実戦でも、弾のブレに左右され狙ったとおりに当たらないことはとてもよくある。
これの解決策は単純に「できるだけ敵の近くで弾を当てる」ことだ。
弾の軌道はランダムにブレるが、弾が出てくる場所がブレるわけではない。
弾を当てるのも大変な本当の初心者同士の対決なら、相手に密着して撃つだけでこの問題は解決するぞ。

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