AOE2DE スラブ文明解説

文明解説

畑の生産効率が全文明でトップクラス。帝王戦以降は破城投石機を使った攻めが強い。

農業と防御に重点を置いた文明です。中世ヨーロッパのスラブ地域を拠点とした文明であり、強力な歩兵ユニットに特化しています。

軍事属性:歩兵と包囲攻撃文明ボーナス

・畑を耕す人の作業速度+10%
・補給の研究コスト0
・攻囲兵器工房ユニットの作成コスト-15%

チームボーナス

・軍事施設が人口+5をもたらす

ユニークユニット

 ボヤール(騎兵)

耐久力が高く、攻撃力も高いため、敵を圧倒することができます。


   HP100 攻撃12 防御4/2 射程0
   移動速度1.3 リロード1.9 視界5
   コスト:肉50 金80 作成時間:15秒

・ELボヤール
   HP130 攻撃14 防御8/3 射程0
   移動速度1.3 リロード1.9 視界5
   作成時間:15秒 研究コスト:肉1000 金600 研究時間60秒

ユニークテクノロジー

 デティネツ(城と塔の石コストの40%が木に置き換わる) コスト:木400 金200 研究時間40秒

 親衛隊(歩兵に範囲攻撃能力付与(範囲0.5に固定5ダメージ)) コスト:肉1200 金500 研究時間40秒

農業において優れた能力を持っています。作業速度が速いため、より効率的に食料を生産することができます。

攻城兵器は、敵の城壁や塔を攻撃する際に非常に効果的です。

歩兵ユニットは、防御力が高いため、敵の攻撃を受けても耐久性があります。攻撃力にも優れているため、戦闘において非常に効果的です。

騎兵ユニットも生産することができますが、弱点として騎兵ユニットの種類が限られています。

スラブの歴史

スラブ民族は、中央・東ヨーロッパに広がる複数の民族集団を指します。彼らは6世紀から9世紀にかけて東ローマ帝国やビザンティン帝国と接触し、キリスト教化や文化的交流を経て、東欧の主要民族となりました。

最初期のスラブ民族の一つは、西スラヴ人であり、ポーランド、チェコ、スロバキアなどの地域を拠点としていました。また、東スラヴ人は、ウクライナ、ロシア、ベラルーシなどの地域を中心に活動しました。最後に、南スラヴ人は、セルビア、クロアチア、スロベニア、ブルガリア、マケドニアなどの地域を支配していました。

中世期には、スラブ民族は西欧諸国や東ローマ帝国と交易を行い、東方貿易路を通じて中央アジアや中国とも接触しました。しかし、中世期には、東欧のスラヴ人は、モンゴル帝国による侵攻やリトアニア大公国、ポーランド・リトアニア共和国、オスマン帝国などの国々との戦争などにより混乱しました。

16世紀以降、モスクワ大公国やロシア帝国が勢力を拡大し、ロシアの影響下にあったウクライナ、ベラルーシ、そしてポーランド=リトアニア共和国の支配下にあったウクライナなどは、ロシア化が進みました。

19世紀には、スラヴ民族主義が興り、19世紀後半には、南スラヴ人の国家形成が進みました。20世紀には、第一次世界大戦や第二次世界大戦によってスラヴ民族の地域は大きな変動を経験し、東欧諸国がソビエト連邦の支配下に入ったことで、ロシア化が進むことになりました。

現在、スラブ民族は、ポーランド、チェコ、スロバキア、ウクライナ、ロシア、ベラルーシ、セルビア、クロアチア、スロベニア、ブルガリア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、ポーランド、スロバキア、チェコ、スロベニア、クロアチアなどの国々で主要な民族集団を形成しています。また、スラブ語族は、ロシア語、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、ウクライナ語、ベラルーシ語、セルビア語、クロアチア語、スロベニア語、ブルガリア語、マケドニア語など多数の言語を含んでおり、文化的多様性を持っています。

スラヴ民族の歴史は、多様であり、地域によって異なりますが、一般的に、スラブ民族は東欧の主要な民族集団であり、ロシア帝国やソビエト連邦の時代には東欧諸国を中心に強い影響力を持っていました。現在では、欧州連合(EU)の一員として、スラブ民族が居住する国々は、政治的、経済的、文化的に多様な交流を行っています。

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